知り合いにクロスバイクが不調で自転車屋さんの修理見積が3万円となり、新車が4万弱で買えそうなのだけど、捨てたほうが良いかと相談を受けました。
毘沙バイクの整備はプロに任せていますが、できるだけ自分でも色々なことはできるようにしたいので、ネットで調べて、ボロボロになったスポーク、サビサビのスプロケ、曲がったリアディレイラー、ついでに錆びたチェーンを交換することにしました。
ラッキーなことに8速、タイヤ付のシマノR500が近所のリサイクルショップで販売していたので、まずはホイール交換。しかし、Rディレイラーが曲がっていたため、ローに入れるとスポークに干渉します。結果的にはディレイラーハンガーが曲がっていたのですが、これは禁じ手のモンキーレンチで縦と横のねじれを修正しました。(ディレイラーハンガーは正確な変速のために本来は交換です)
次にチェーンを携帯工具で切断し、Rディレイラーからケーブルを抜きます。この辺りは「Rディレイラーの交換」で検索してみてください。チェーンも工具さえあれば簡単に切断できます。
そして今回はamazonで購入した8速対応のアトラスを取り付けました。
チェーンの長さなどはネットが詳しいですが、フロントアウター、リアローの最長状態で2コマ足すというのを参考に長さを決めました。以前のスプロケからトップが25Tのスプロケに変わったことに伴い、以前のチェーンの長さからちょっと短めです。スプロケが同じだったら、古いものを切断する前に長さのイメージを決めたほうがいいです。チェーン(1000円弱)はシマノ8速対応を使いましょう。コネクティングピンを挿して、突き抜けた部分をプライヤーで折ります。
私の工具は百均が多いです。
あとはamazonなど。プロは道具にこだわりますし、玄人もこだわりますが、私は手軽に買い集め、壊れてからより高価なものを買うか判断することにしています。ニッパーなど切断する工具はある程度信頼できるメーカーのほうが良いと感じますが、ドライバー辺りは百均で十分だと思っています。
フロントディレイラーは相変わらず錆びていますし、突っ込みどころは満載ですが、オーナーさんには喜んでいただけました。3万の見積もりがDIYなら8,000円で済みました。
今回の自転車は一時期、屋外で保管したこともあったので、樹脂類は特にひどい状況になっていましたが、クロスバイクでも屋内の保管は必須だと思います。