お世話になっております。
昨日は京都でちゃりさいに参加してきました。これで3回目の参加になります。
第1回はちょうど毘沙バイクがデビューしたばかりのころで、知名度ゼロだったので、テントの前を通過する皆様から常にスルーされていく中、たまに足を止めて「安っ」と話しながら過ぎ去っていくような状態でした。
第2回はコロナで2年ぶりの開催となった昨年11月28日の開催でした。2年の間に知名度も上がり、結構実際のバイクを触っていただき、興味を持ってくれる人と「はじめて聞いたよ」と言いながら興味を持って乗ってくれる方が増えました。
そして今回、かなりの手ごたえを感じながら開催することができました。「乗ってみたかった」「テレビで見たよ」「雑誌にありましたよね」など、「新潟の繊維の会社なんでしょ」とかなり詳しく見ていただけているお客様も。
「あーあなたが社長さん?営業の人かと思った」という話もあるんですが、ロードバイクの企画製造管理販売まで私がすべてやっております。最近は細かい出荷などは経理の女性に手伝っていただいていますが、お客様と接する業務は全て一応社長の大嶋が担当しております。
そして、今回、大阪にお邪魔して「カンザキ」さんとお取引を開始いただくことになりました。
同時に先ほど、島根の「サイクルセンターまつしま」さんとのお取引も開始いただくことになり、ついに、沖縄を除く都道府県に販売店を設けることができました。
沖縄の販売店様、どうぞよろしくお願いします。
全国どこへでも試乗会に伺いますので、20名くらいのお客様が来ていただけると嬉しいです。
さて、ロードバイク界はどこに向かっていくのでしょうか。
今回の値上げは消費者にとっては全く受け入れられないことだらけですが、業界だけでなく、輸入業全般でおかしな状態になっています。
現在、普段使うものは海外で生産されたものが極めて多くなっています。海外の工場から品物を買うときはドル建てで取引をします。10万円ではなく1000ドルです。それが原料高によって1割ドルベースで値上がりするのはよくあります。そうすると、1000ドルが1100ドルになります。そして為替は105円/ドルが最近、130円/ドル。
結果、下記のようになってしまいます。
ドルベースで値下げしてくれる工場があるといいですが、アルミと原油高でシマノと東レが値上げしてきている中で、それは無いですよね。
結果、これまで20万円強で販売されていたフルカーボン+105が簡単に30万以上になってしまいます。
毘沙バイクとしても従来であれば17万くらいで販売できるはずのバイクが21万円税別くらいになる予定です。
それでも、しっかりとしたカーボンロードバイクを何としてもお客様にお安く提供できるようにする気持ちに変わりはありませんので、以後もご期待ください。
7月に販売開始を予定していたモデルは上海のロックダウンで物流がまたしても、おかしくなっており、もう一月ほど遅くなりそうです。弊社の工場は社員が帰宅せずに頑張っているようです。日本では考えられませんが、家族といえども外部の人間と接触するとコロナになり、一人でも出れば操業を停止させられる中国の工場にとっては社員と共に大変な状態で頑張ってくれているようです。