現在、シマノの工場が集中する東南アジアエリアでコロナウイルスが猛威を振るい、ロックダウンが各地でおこっています。
それによって、毘沙バイク2号機(BIS002)は昨年の6月にオーダーをかけたのに、いまだに部品が供給されず、組みあがりません。
6月頃に、8月の発売を予定しておりましたが、9月にずれ、それも現時点でギリギリか、10月になりそうです。お待たせしているショップ様、お客様、申し訳ありません。
毘沙バイクはロードバイクを楽しみたい、すごく興味はあるけど、高過ぎない?という、私の素朴な疑問からスタートしました。ロードバイク業界に外から参入しますと、150万もする自転車があることに驚きます。いかにレースにおいて勝てるバイクを作るかに各メーカーが心血を注いだコストが価格に反映しています。
翻って、毘沙バイクはいかに本物の高品質なバイクをユーザーにお届けできるかに心血を注いでおります。レースで勝つこと(=一流のライダーをサポートし、マシン開発を常に行う)を目的としていないので、ロードバイク本体の本質的なコストに注力しています。もちろん、実業団のレースで入賞された方もいます。フレームはどのショップのオーナー様も唸っていただける品質です。試乗会も積極的に行っていますので、20名くらいに見ていただけるのなら、全国どこへでも飛んでいきます!
さて、ロードバイクを選ぶ上で、重要な要素は私はフレームとホイール+タイヤだと思います。そしてロードバイクを完成車で買う時に一番替えの効かないのはフレームです。コンポも2-4万キロくらいは耐久性があるでしょうから、人によってはコンポも替えないものかもしれません。ホイールは走りの好みによってどんどん変えられたら良いと思います。
今回、2号機はとにかく価格を抑えて、アルミよりもう少し予算を出してカーボンに!というお客様をイメージして作りました。なので、コンポはクラリスです!えーって思われる方にも是非一度乗っていただきたい。8速しかないけど、スプロケは11-32のコンパクトクランク。最後は4Tくらい飛びますが、それ以外はいたって普通に変速します。タイヤは見事に重いです。測定しましたところ、550g!ワイヤー入りです。あきらかにクロスバイク用のタイヤとなってしまい申し訳ありません。鉄下駄ならぬ、鉄タイヤです。こちらは慣れ次第、スリックの280g程度の25cに交換されることをお勧めします。
こちらの価格が最終的に決まらないのですが、税込132,000円での発売を目指しています。
フレームの販売も行います。105でやっぱり組みたいというお客様のために、74,800円(税込)での販売をこちらも目指しております。この価格で提供できるのは今回きりで、次回の完成車の販売は2023年で同じ仕様でも15万円程度になります。
一般的なブランドではフルカーボン+105+2000g程度のホイールが一般的ですが、20万ー25万円になってしまい手が出ない。
楽しめるかどうか分からないスポーツにそれだけの投資はきつい。そう考えるお客様にベストの選択肢になれるように努力します。
フレームは絶対にカーボンがいいです。振動吸収性が全く違います。10万円のアルミバイクと悩まれたら、ぜひ試乗してください!
クロスバイク、アルミバイクにお乗りのお客様が良く試乗されますが、振動吸収性と価格に驚いてご予約いただいております。ロードバイクを良く知るショップオーナー様からは、13万円でこんなバイクができると、次に進めるバイクが難しくなる。と非常にうれしいお言葉を頂いております。
毘沙バイクは無名なブランドですが、ロードバイクの世界に興味をお持ちのお客様にこれからもベストな選択肢を提供し、より楽しんで健康になる一助になることを目指します。
価格の秘密はここから
また、将来的にはディスクの最高峰のフレームも提供を目指します。
ロードバイクの文化がもっと日本国内に根付いて、ヨーロッパに負けないような文化になる一助になることを目指します。
どうぞ、末永くよろしくお願いします。