現在、2号機をテストしています。
開発テーマは「すべての人にフルカーボンをお届けしたい」。
もっともこだわったのは、品質、価格、ディスクブレーキです。
カーボンは初号機同様、T700で製造します。
そして、お客様のニーズを意識し、機械式ディスクブレーキ仕様にしました。
価格はこれまで見たことが無い価格を実現できると思います。
そして、安全性を重視し、タイヤは700×28cを選択しました。
総重量はMサイズで9.7kgでした。
そして、富士ヒルクライムジャスト2:00(トップクライマーの森本選手は0:56)の私が、夏休みに上越から志賀高原まで160km獲得標高2700mの予定で仲間と自走していったところ、標高1100mの一沼手前で力尽きました。平地は35℃でしたが、高地は27℃くらいで、異常な暑さとは言えない中で、力尽きDNF(涙)
傷心の中、後日初号機で走り出すと、全然違う!
25c+ゾンダ+スプロケ32T仕様になっている初号機では仲間と一緒に走れる!
苦手な近所のヒルクライムでも自己ベストを1分更新しました。13:50→12:50
フレームはどんどん進化しています。
そして、タイヤも、コンポも
ロードバイクと言うものは料理の仕方によって味がどんどん変わるのだと痛感しました。
いまの流行りを意識して28Cを2号機は採用する予定ですが、剛脚の方は別として、富士山2時間の私の足はロングライドにおいてタイヤとホイールの影響を強く受けるのだと痛感いたしました。
安心安全のために太いタイヤを採用しましたが、このメリットは道路の割れ目があっても安心して走れる。雨の日もディスクブレーキがしっかり効いてくれる。初心者の方や通勤でロードバイクを使いたい。もうスピードはそんなに出なくてよい。と思っていただける方には良い選択肢だと思いますが、ちょっとでも速く、遠くに。と思ったらタイヤとホイールは変えてください。
そう痛感しました。
タイヤやチューブが違うので、単純に比較できませんが、ゾンダのディスクであれば1200gくらいになるのではないでしょうか。
初号機のポテンシャルを 改めて 感じる週末でした。
そして、2号機はどういう特徴があるのかお客様によく見ていただく必要性を痛感しました。
レースで勝つこともできる!
しかし、2700m登れないこともある!